廃絶品　山形張子『玉乗り兎』郷土玩具　岩城久太郎　年賀切手

✳︎品名：山形張子『玉乗り兎』
✳︎作者：岩城久太郎
✳︎制作年　昭和期
✳︎状態：元箱なし/栞なし
経年による多少の汚れなどはご了承下さい
✳︎サイズ：約 高さ12cm×幅5cm×奥行5cm
✳︎備考：あくまでも中古品であることをご了承の上、ご購入をお願いいたします。

山形張子は、幕末安政の頃、京都から山形に定住した渋江長四郎が山形下条町に土着し、仏像彫刻に巧みで、また京都嵯峨人形の手法により木型に和紙を打ち込んで、面や達磨、人形などを作り始めたのが起源とされます。
それは『渋江人形』と呼ばれ、その流れを汲む郷土玩具が山形張子です。

こちらは山形張子の代表作のひとつ『玉乗り兎』。岩城久太郎さんの作品です。

『玉乗り兎』は、平成11年度の年賀切手のデザインにも採用されました。

山形張子は初代が岩城徳治郎となり二代目の久太郎は昭和9年に19歳で父徳治郎に弟子入りし先代が1965（昭和40）年に亡くなった後はひとりで70年近くにわたり人形を制作を続けました。

その後、山形張子を制作は久太郎さんのひ孫の勇二さんが弟子入りして三代目として100年以上前の黒光りした約300個の木型から山形張子を古来のままの技術で伝統を継承制作を続けていましたが、残念ながら「玉乗りうさぎ」の山形張子は、2011年（平成23年）に廃絶となりました。

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