ハミルトン　手巻き　カーキ　ミリタリー　旧ロゴ　ヴィンテージ

ハミルトン　カーキ　9219 手巻き　ミリタリーウォッチ　旧ロゴ　ヴィンテージ

7月オーバーホール完了

大変貴重な民生用の初期モデルです。

状態 : 時針の蓄光に一部剥がれあり、風防に小キズ
多少の経年がありますが、年代の割にかなり良い状態です。

ムーブメント：Cal.649 eta.2750 (手巻き）ハック付き

ケースサイズ：縦41mm/ 横33mm(リューズ除く)/厚み11mm ラグ幅17.4mm

付属品なし

出品にあたりオーバーホール実施済みです。日差約＋10秒くらいでした。

難しい質問はお避け下さい。





ハミルトン社は1960年代、政府向けにフィールドウォッチを製造してきました。ところが政府は1980年代ハミルトン社中心のミリタリーデザイン仕様の時計の大量購入を停止することを決定。それによってハミルトンは、ミリタリー時計20年以上の製造経験と設備を残されることになります。しかし、ハミルトンはそれらの設備を廃棄するのではなく、継続的に利用しながら、ミリタリー向けに製造していたものと本質的に同じ時計を作り続けることを選択します。その後Khaki（カーキ）の愛称で、作り続けられるモデルの市販モデル初期のモデルが9219、921980。当初これらのモデルは、ハミルトンが軍に収めていたMIL-W-46374 をベースにした33mm径ケースに民生用のダイヤルデザインに変化します。そのため9219、921980の初期モデルはミリタリーモデルサイズのラグ幅17.4mmを継承しているのが特徴です。ムーブメントは6振動のeta.2750 雰囲気のあるシンプルな名機です。
この個体の裏蓋には9219の４桁の刻印。ムーブメントeta.2750にはミリタリー仕様のCal.649の刻印のある希少なもので、初期の民生用ハミルトンそのものです。もちろんケースは、バネ棒の外せないミリタリー仕様。16inch(17.4mm)のラグ幅、当時の感じが再現できています。9219はあまり現存していない、スキマの希少なモデルですのでコレクターの方は必携です。

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